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【5】かつての同志かく語りき ~Grave Crossを思い出す [Grave†Cross]

この記事は、サービス終了したゲームを語るページである。

2015年にサービス終了したゲーム、「Grave Cross」を思い出す記事の5ページ目。

なんで終了したゲームなんぞ語ろうと思ったかについては最初の記事に詳細アリ。



さて、このような記事を書き始めてから、早速当時を知る人物から情報を頂戴したことをここに記載する。

氏の名は「ウェステリア」様。
Grave Cross、ひいてはゲムトモの最後の日を知る人物である。
※筆者ポユサはその少し前に一線を退いていた

実はサービス中の面識はなく(名前だけは存じていた程度)、たまたま私がTwitterでGrave Crossのことを呟いていた際に知り合ったのである。

そして私が今回の「Grave Crossを思い出す」を始めた際に真っ先に情報を提供してくださったのも氏であり、そのリスペクトも込めて今回は振り返りたいと思う…

■貴重な当時の画像

Grave Cross 最終戦績(ウェステリア様).jpg

氏から提供していただいた、貴重なホーム画面である。
このスクリーンショットはまさにサービス最終日の一枚とのこと。

画像上部から順に説明をすると、

・「今の属性ボーナスはコレ!」
…画像では「魔」がボーナスとなっているが、対象の属性の武器をデッキに組みこむと、HPがボーナスされるというもの。

3枚組み込めばそれだけでHPがプラス15となる。

それだけではなく、「今週の大会、HPの上限は100まで」というルールの場合、この属性ボーナス分は上限を無視することとなっており、115までHPを伸ばすことができた。

どれほどのペースでボーナス対象が切り変わるかは、失念してしまったが、ある程度のレベルのプレイヤーであれば、属性別にデッキを編成していたのは、言うまでもない。

・竜王
…竜王とは、階級のことである。
どのゲームにもあることだが、上級者と初心者がマッチングしないよう、ランク分けを行っており、ランクの近い者同士で対決する設定になっていた。

そしてその最高位たる階級が、「竜王」である。

・Upper Colosseum
…対戦ルールに関してだが、大まかに分かれて3種類あった。

1、毎週条件が変わる特殊ルールで1ヶ月間の成績を争う「ファルコン杯(FC)」
2、ファルコン杯に準じたルールで戦える常設コロシアム「スコーピオン(SP)」
3、コストは15まで、初心者から上級者まで楽しめる最もシンプルな常設コロシアム「シングルウルフ(1W)」

上級者たちのガチバトルの舞台になったのが、1と2の「Upper Colosseum」だ。

氏の戦績は2位…
いくら後半プレイヤーが少なくなったとはいえ、2位という戦績は紛れもなく達人の域。
ちなみに私ポユサの最高位は4位。

・Lower Colosseum
…一方でシングルウルフはスタートしたばかりの初心者でも挑戦することができるため、Lower Colosseumという名が付いたのだろう。

なお、一時期は「ダブルウルフ」という、2VS2の特殊なルールもセッティングされていたのだが、挑戦者が少なくて途中で廃止になってしまった歴史がある。

・Total Recording
…読んで字の如く、総合戦績のこと。
猛者たちでもなかなか高い勝率をキープするのは難しく、せいぜい50%~60%を前後するプレイヤーがほとんど。

稀に70%~80%の勝率を誇る戦神もいたが…

・ゴールドホルダー
…カードの所持枚数の上限を上げるアイテム。
ただし月額制である。

月の初めにホルダーが買えるだけのお金があれば、自動的に支払われるが、ない場合は更新はされない。
対戦に赴くにはカードを減らすか、課金するしかない。

カードを減らす、といってもホルダーなしでは15枚しか持てず、1000枚以上所持できるゴールドホルダーの購入者はとても15枚まで捨てられるような環境にはなかったため、必然的に課金を強いられる。

・参加●●日目
…初めて遊んでから何日経過したか、を示している。
5年以上続いたゲームタイトルだったことは、この画像からも確認できる。

・●●●●sl
…ソウル、という通貨単位。
このゲーム内のマネーである。

先のカードホルダーや、武器カードの購入などは、全てこのソウルでやり取りをした。

・●●pt
…ソウルとは別のポイント。
一定額貯めておけば、色々なサービスを受けられた。
具体的に何ができたかは失念した…

・FC杯賞金廃止のお知らせ
…先に説明した、毎週条件が変わる特殊ルールで1ヶ月間の成績を争う「ファルコン杯(FC)」。

なんと当時のゲームでは型破りの「リアルマネー」報酬が支払われる大会だったのだ。

当初は1位になれば10万円!!!!!

が、さすがに苦しくなったのか、途中からは「ジャックポット制」を導入。
参加者が増えれば50万円まで増えますよ、という謳い文句だったが、そんなに参加者がいるはずもなく、1位でもせいぜい5万円までの支払いとなった。

どうやら最晩年は1000円にすら届かなかったらしい…

・魂の鼓動が高鳴る… 連続ログイン1日目
…3日間連続でログインするとカードが貰える仕組み。
当たり前だが、そんなに貴重なカードは貰えない。
しかも使えるのは1日限定と非常に厳しい。


…以上、1枚の画像を徹底的に解説した。
なお、同氏からはまだまだ情報提供を受けているので、回を分けて解説していきたい。

今日はここまで。

【お願い】
ウェステリア様にはこの場を借りまして御礼申し上げます。
「私も持ってます」といった情報などございましたら、ぜひポユサのTwitterアカウントまでご連絡くださりますと幸いです。

【追記】
投稿当初、スコーピオンの対戦条件を「無制限」と記載しておりましたが、これは月末に限った話で、正しくは「その時のファルコン杯の条件」で戦える、です。

大変失礼いたしました、現在は修正しております。
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【4】引き分けが大切なゲームでした。 ~Grave Crossを思い出す [Grave†Cross]

この記事は、サービス終了したゲームを語るページである。

2015年にサービス終了したゲーム、「Grave Cross」を思い出す記事の4ページ目。

なんで終了したゲームなんぞ語ろうと思ったかについては最初の記事に詳細アリ。

さて、これが4つめの記事になるが、ここまで一切「引き分け」に関する記述をしていなかった…

実は、この「引き分け」がこのゲームを大きなエッセンスになっている。
今回のテーマはコレです。

■引き分けになると?

お互いが10ダメージを受け、次のターンになる。

それだけ?と思う方がいるかもしれないが、この10ダメージで歓喜した者、涙した者がいたことは、かつて遊んでいた方なら痛いほどわかるだろう。

どこが影響大、なのかを説明すると、
まずこの10ダメージ、「最大HP関係なく、10ダメージを受ける」こと。

極端な話、最大HPが10しかないデッキを使用した場合、引き分けのダメージが最大HPの100%分受けることになってしまうのだ。

反対にHPが200もあるデッキを使った時のダメージ量は、5%分だけ。

当然ながらHPが先に0になった方が敗北なので、HPの低いデッキは「引き分け」でも追い詰められていることになってしまう。

そのため、多くの環境でHPを高くするデッキが好まれたのだ。


■技にも影響が…

技カード.jpg

画像のように、「負けたら」発動する技を持っているプレイヤーも、引き分けに苦しめられたのでは
ないだろうか。

技を使おうにも、相手にもパーを出されて発動せず、ズルズルと10ダメージを受け続けて、結局最後まで使わせて貰えないまま敗北する、というケースも多々あった。

無論、意図的に引き分けを狙うには経験と知識と駆け引きの強さが求められるので、トライする側にもプレッシャーはかかるのだが、それ以上に「されている側」は辛かった。



■低HPデッキはどう対処したのか?

技を引き分けでいなされて、涙を飲んだプレイヤーも少なくなかったハズ。
しかし、それを救うのもやはり「技」だった。

なんと、引き分け時のダメージを無効にする技と、引き分けをするとHPを10回復する技が存在したのだ。

低HPデッキでは上記の技で序盤のHP差を埋め、その間にダメージを出し続けて勝つ、という立ち回りも大切だった。



今になってみれば、引き分けのダメージが「最大HPの10%分」だったりしたら、また違った面白さがあったかもしれない。

が、まぁタラレバの話をしても致し方なし…
そもそもこのゲームはとうにサービス終了したゲームだった、ということを思い出した辺りで、今日はここまで。

【お願い】
今回は引き分けについて思い出してみました。
「引き分けでニガイ思い出が…」「こういう駆け引きもあったよ」といった経験などございましたら、ぜひポユサのTwitterアカウントまでご連絡くださりますと幸いです。
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