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【3】武器あれこれ…7種の属性解説 ~Grave Crossを思い出す [Grave†Cross]

この記事は、サービス終了したゲームを語るページである。

2015年にサービス終了したゲーム、「Grave Cross」を思い出す記事の3ページ目。

なんで終了したゲームなんぞ語ろうと思ったかについては最初の記事に詳細アリ。

今回は7種類存在した、武器の属性について思い出してみる。

■刃属性

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お察しの通り、ドラゴンスレイヤーは刃である。

刃属性は、全体的に尖った性能の少ない、オーソドックスな武器種である。

鬼切丸や十字槍など、手軽に体力を確保できる武器もあれば(前者は55、後者は52)
死神の鎌のように体力が4しかないが全ての攻撃力が42もあるイロモノも存在する。

専用技として、「毒」という状態異常があった。

じゃんけんで勝つことが条件だが、斬ったついでに毒を塗り、3ターンの間、相手の体力をじわじわと削る効果。

毒のダメージが1~30とムラっけがあるが、相手の攻撃力のよってはじゃんけんに負けてもダメージは相手の方が多く受けている、なんてこともあった。

しかし何より毒を通すこと事態が困難だったこと、リターンが安定しないとあって、使用率は低かった。

刃デッキで最メジャーだったのは、「攻撃を回避する代わりに次のターン、自分の攻撃力が半減する」というデメリット付きの回避技を複数積んだデッキ。

低コストでデッキに組みこむことができ、被弾率を下げつつ、高めの体力とアップダウンが少ない攻撃力で体力差を築いていく。

次点でグーの攻撃力65というグー特化カード「忍刀」とグーのカウンター技を合わせた「グーカウンター」デッキも非常に強力だった。

体力も忍刀1枚で52と充分な数値、かつ相手のチョキを抑制する能力に長けた。



■打属性

残念ながら画像がない…

刃属性と同じく、あまり尖ったステータスのないオーソドックスな属性。

ただ、刃と比べると少々攻撃的。

体力高めで汎用性の高い金棒(体力55/グー19/チョキ37/パー11)が人気だった。
また、コスト無制限の条件下ではリア・ファルの杖(体力54/グー18/チョキ69/パー18)とチョキカウンターデッキが猛威を振るっていた。

属性固有の技は、「相手の体力の10~30%(大体)分の追加ダメージ」という技があった。

体力を高くすることをコンセプトに添えた盾入りデッキにはまぁまぁのダメージを与えられるが、それにしてもパーセンテージとコストが合わず、使う人が少数だった。

刃と同じく、「攻撃を回避する代わりに、次のターン自分の攻撃力半減」の回避デッキや、平均的にチョキの攻撃力が高いことを活かしたチョキカウンターデッキが主流だった。



■銃属性

こちらも画像がない…

が、銃属性も刃や打と同じく、オーソドックスな武器の多い属性。
強いて言えば、刃の忍刀や打のファイアハンマーのような、どこかに特化した、というカードは少ない印象。

銃独自の技として、「相手の回避技を無効にし、確実に攻撃を当てる」という技が非常に強力だった。

グレイヴクロス界全体の流れでもあったが、とにかく回避を積んだデッキが多く、「確実に攻撃を当てる」という効果はコスト高であっても有用な場面が多かった。

ただし、「受けるダメージを半減する」のような「軽減系」は回避とみなされなかったため、こういった技を搭載しているデッキには効率で負けてしまうのが一長一短といったところか。

なお、刃や打と同じく、「攻撃を回避する代わりに、次のターン自分の攻撃力半減」技を搭載したデッキも非常に多く、一方でカウンター系の技を搭載したデッキはそれほど多くなかった。

■飛属性

写真 2017-09-13 23 39 33.jpg
限定カードのダーツ。非常に手堅くまとまっているステータス。

飛属性は先の3種と違い、カードそのものに明確な違いが生じている。

まずはじめに武器カードのスペックが非常に高い。
スペックの高さを示す指標として、「体力と、グーチョキパーの攻撃力を合計した総合値」をしばしば計算するのが通例だったのだが、飛属性に限っては他の属性と比較して、頭1つ分出るような性能の高さを持っていた。

反対に、技カードのバリエーションが非常に少ない。
他の属性では脅威となっていたカウンター系の技が存在しなかった。

これらの要素により、相手の技をいなし、単純なスペック勝負に持ち込む、という戦術が好まれた。

代表的なモノとして、「相手の技カードを1枚破壊する」という技カード「封殺」を入れたデッキが非常に流行した時期があった。

相手の技カードを破壊することで、技頼りの相手のプランを崩し、純粋なスペック勝負に持ち込むことが容易だったため、後にこの「封殺デッキ」のメタ(あからさまな対策が施された)技カードが登場したりもした(詳細については後述)。

ここまで述べてきたように、武器カードのスペックで勝負するため、使用する武器カードも好みが分かれたのも記憶している。

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貴重なデッキ編成画面のスクショ。提供してくださったウェステリア様、ありがとうございます。

図のように、全てのカードの攻撃力をなるべく平均的にし、ダメージの差で読み合いを展開させないデッキの一例である。

ダメージの差がない、ということは自分自身も決まった戦術を取りづらい点も考えられるが、相手にとってはコレに加えて技も判明していないため、相手の狙いが最後までわからないような試合展開になることも。

反対にダメージの差を駆け引きに利用するようなプレイヤーは攻撃力の配分にムラをわざと生じさせるようなカード選び・配置を好んだ。



■爆属性

画像がないのが残念だが、この属性はとにかくクセが強い。

先に飛属性で挙げた「体力と攻撃力の合計」が他の属性に比べて一回り低い。
おまけに、体力が低ければ低いほど、合計の値が高めになる傾向だったため、自然と体力が低いデッキになることが多かった。
かつ、飛属性と同じくらいに技カードのバリエーションも豊富とは言えず、完全に玄人向けの属性だった。

では何が強みなのかというと、「爆属性を対象とする技カードが少ない」という点。
どういうことなのか説明すると、前回の記事で取り上げた回避技、「煙幕」について、画像を再掲すると、

技カード.jpg

よく見ると最下段、「銃打刃飛」が白文字になっており、爆魔盾がグレーになっている。
これは、「グレー字の属性は対象じゃない」ということを示している。

つまり、煙幕は爆魔盾属性相手には発動しないのである。

これこそが爆属性最大の強みであり、「相手は何も技が発動できない」ことが発生するのだ。
いくら武器のスペックが低くても、技がムダになった相手と比較すれば有利は取れ、爆属性の強みでもある攻撃力の高さも通るようになる。

加えてもう一点、「爆弾系」技カードのコストが他の属性より安かったこと。
「爆弾系」技カードとは、こんな効果。

「じゃんけんで勝った時、○○ポイントの追加ダメージ。このカードが破壊された場合、○○ポイントのダメージを与える」といったもの。

そう、先に飛属性で説明した「封殺」のメタ技がこちらになる。

じゃんけんで勝った時の追加ダメージも非常に強力だが、破壊してしまった時のダメージも相当なもので、爆属性イコールこの技を警戒した方が良い、という風潮もあった。

余談だが筆者は意外とこの爆属性のデッキが好きで、低めの体力を盾カードで補ったデッキなどを使った記憶がある。

■魔属性

画像がない…

魔属性も爆属性に劣らぬクセの持ち主で、ほとんどのカードの体力が30しかない。
その分、コストが上がれば上がるほど火力はグングン伸びていくが、いかんせん体力に心配が残る。

一方で技カードはなかなかのバリエーション。

特筆すべきは3回連続攻撃の「トリプル」がとにかく驚異的。
攻撃力が高い魔属性で3回連続攻撃されようものなら、それだけで試合が終わってしまうこともザラ。

対戦相手は常に「どこにトリプルがあるか」とおびえながら戦うこともあったはず。
少なくとも私は非常に恐ろしかったと記憶している。

加えてカウンター技も備えており、その攻撃範囲は刃や打のそれを上回る。
体力が低いため、カウンター技を使っても共倒れになるリスクは高いものの、やはり相手を選ばずにカウンター技が使える、というのは非常に便利だった。

一工夫加えた例としては、盾属性と一緒に組み、体力を確保したデッキなど。
カウンターが撃てないターンが1ターン生じるものの、残りの2ターンで圧をかけていくだけでも充分効果があり、使用する方も多かった印象。

なお、かなり後半に発売されたカードだったが、体力が40もあり、パーの攻撃力が75もあった掟破りの武器カード「ディープブルー」が非常に人気だった。



■盾属性

こちらも画像なし…

盾属性はそもそもの仕様がユニークで、「1デッキにつき1枚まで」という制約があった。
イメージの通り「守り」が主体のカードなので、攻撃力はとてつもなく低い。
それどころか全ての攻撃力が0というカードも存在し、このゲームの中でも特に異質な存在だったのは間違いない。

一方で体力はべらぼうに高く、1枚で100以上の体力を持つカードがあったほど。
1枚まで、という制約上、必ず他の属性と組む必要があり、体力を補うという名目で爆や魔と組まれることもあった。

盾属性にも技カードはあり、種類も豊富で強力なモノも多かった。
ただし、デッキに1枚という制約上、使用するタイミングがとにかく限定的。
魔と同じような3回攻撃、カウンター系統の技もあり、それらと組むに値する攻撃力を持った盾も確かに存在した(朱雀の盾。体力は55と盾にしては低いものの、グーの攻撃力は33もあった)。

が、当然相手からは警戒され、いなされてしまうことも多々あった。
それを逆手に取って、一緒に組み込んだ他の属性の技で戦う、という駆け引きも展開された。



以上、各属性の簡単な説明である。
まだまだ語り足りてない部分も山ほどあるが、今回はここまで。

【お願い】
今回は「武器の属性」に焦点を当てて作成いたしました。
「いやいや、こんな強いカードもあったよ」「武器カード・技カードの画像あります」といった情報などございましたら、ぜひポユサのTwitterアカウントまでご連絡くださりますと幸いです。
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