この記事は、サービス終了したゲームを語るページである。
2015年にサービス終了したゲーム、「Grave Cross」を思い出す記事の4ページ目。
なんで終了したゲームなんぞ語ろうと思ったかについては
最初の記事に詳細アリ。
さて、これが4つめの記事になるが、ここまで一切「引き分け」に関する記述をしていなかった…
実は、この「引き分け」がこのゲームを大きなエッセンスになっている。
今回のテーマはコレです。
■引き分けになると?
お互いが10ダメージを受け、次のターンになる。
それだけ?と思う方がいるかもしれないが、この10ダメージで歓喜した者、涙した者がいたことは、かつて遊んでいた方なら痛いほどわかるだろう。
どこが影響大、なのかを説明すると、
まずこの10ダメージ、「最大HP関係なく、10ダメージを受ける」こと。
極端な話、最大HPが10しかないデッキを使用した場合、引き分けのダメージが最大HPの100%分受けることになってしまうのだ。
反対にHPが200もあるデッキを使った時のダメージ量は、5%分だけ。
当然ながらHPが先に0になった方が敗北なので、HPの低いデッキは「引き分け」でも追い詰められていることになってしまう。
そのため、多くの環境でHPを高くするデッキが好まれたのだ。
■技にも影響が…
画像のように、「負けたら」発動する技を持っているプレイヤーも、引き分けに苦しめられたのでは
ないだろうか。
技を使おうにも、相手にもパーを出されて発動せず、ズルズルと10ダメージを受け続けて、結局最後まで使わせて貰えないまま敗北する、というケースも多々あった。
無論、意図的に引き分けを狙うには経験と知識と駆け引きの強さが求められるので、トライする側にもプレッシャーはかかるのだが、それ以上に「されている側」は辛かった。
■低HPデッキはどう対処したのか?
技を引き分けでいなされて、涙を飲んだプレイヤーも少なくなかったハズ。
しかし、それを救うのもやはり「技」だった。
なんと、
引き分け時のダメージを無効にする技と、
引き分けをするとHPを10回復する技が存在したのだ。
低HPデッキでは上記の技で序盤のHP差を埋め、その間にダメージを出し続けて勝つ、という立ち回りも大切だった。
今になってみれば、引き分けのダメージが「最大HPの10%分」だったりしたら、また違った面白さがあったかもしれない。
が、まぁタラレバの話をしても致し方なし…
そもそもこのゲームはとうにサービス終了したゲームだった、ということを思い出した辺りで、今日はここまで。
【お願い】
今回は引き分けについて思い出してみました。
「引き分けでニガイ思い出が…」「こういう駆け引きもあったよ」といった経験などございましたら、ぜひ
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