この記事は、サービス終了したゲームを語るページである。
2015年にサービス終了したゲーム、「Grave Cross」を思い出す記事の6ページ目。
なんで終了したゲームなんぞ語ろうと思ったかについては
最初の記事に詳細アリ。
さて、ここにきて私にとって非常に重要な人物と再度コンタクトを取ることができたので、この場を借りて報告。
その人物の名は
「リーン」様。
彼に関しては文章で述べるよりも、この1枚の画像を掲示した方が、その実力がわかるといえよう。
10000人斬り。
この名誉を得た人物は10人も存在しない。
日々研鑽と鍛錬と思考を積み重ね、かつ質の高い勝負を繰り広げなくてはこの領域には辿り着けない。
そして、駆け出しだった頃の私ポユサに勝負の哲学を授けてくださったのも彼である。
今こうして終了したゲームの記事を書き連ねることができているのも氏のおかげといっても過言ではない。
今回は、氏から頂戴した画像を元に、当時の情景を振り返ってみたいと思う。
■画像の解説
写真を見ての通りだが、リリース当初はスマートフォンはまだ存在していなかった。
今でいうところのガラケーで遊んでいた時代だ。
昨今では当たり前となっているが、リアルタイムで他者と対戦可能な携帯ゲーム、というシステムそのものが画期的だった。
画像上部から順に説明をすると、
・「名前の下の手」
…直前に出したグー・チョキ・パーの履歴が6手までわかるようになっていた。
画像を例にすると、パー3連チャンにグーチョキパーと、一見規則的な手出しにも見えるが…?
・体 44/140
…説明するまでもないと思われるが、体力である。
左側の「44」が現在残っている体力で、
右側の「140」が最大体力を示している。
・技…(稲妻)
…稲妻のアイコンが表示されているが、「相手が何枚技カードを残しているか」を示している。
上の画像であれば1枚。
かなりターンも経過しているため、すでに何枚か技カードが発動していると考えるのが良いだろう。
技カードは最大で4枚所持することができた。
もっとも、最初期は2枚までだったが、後々4枚へと変更された経緯がある。
・リーン:一進一退f^_^;(汗)
…実は試合中、一言チャットも可能だった。
ただし連投はできず、次にチャットをする場合は相手の返信を待つ必要がある。
さらには更新を行わないと反映されない。
以上の理由から、「次はパー出すから」
とチャットで揺さぶりをかけるようなプレイヤーはほとんどいなかった。
・リーン:早撃(パー)VS G23:狙撃(グー)
…そのターン、両者が何の手を出し、結果はどうだったか、がここに表示される。
「早撃」という名称が付いているが、これは銃属性と飛属性が該当し、
他を例に挙げると、刃属性は「払う」という名称になる。
日本弓は飛属性に該当するため、「早撃」となっている。
また、対戦相手のG23氏も、この画像からではデッキの全容が見えないが、
「狙撃」という名称になっていることから、銃ないしは飛属性のデッキだったことが伺える。
・日本弓改
…破格の性能を誇る日本弓の強化版。
体力も50後半で、グーの55ダメージで相手のチョキを制限しつつ、自身のチョキとパーも27以上のダメージで高水準。
武器カードには「改造」という強化システムがあり、これを行うと、体力とグー・チョキ・パー全ての数値が5上昇した。
ただし、しばしば失敗する。
失敗してもデメリットはないものの、キッチリ料金は持っていかれるので、改造を繰り返していたら有り金全てはたいていた…なんて苦い思い出のあるプレイヤーも多かったハズ。
なお、この日本弓はプリズムが施されているので、通常よりもさらに貴重な「キラレア」の日本弓であることがわかる。
「キラレア」のカードは、通常時のカードと比較して、
・ステータスの上昇
・コストの変動
などなどが強化され、中には通常時とまるっきり性能の変わるカードも存在した。
ただし、キラレアのカードはデッキに1枚まで、という制約付き。
・万人斬り
…冒頭でも説明したが、10000勝を達成したプレイヤーにのみ与えられる称号である。
称号にはさまざまな種類が存在し、
・勝率50%以上を達成した
・10連勝を達成した
・1年間ちゃんとログイン
した、などの名誉もあれば、
・3連敗中、5連敗中…
に表示される不名誉な称号もあった。
・勝利により1pt取得!
…一部のコロシアムでは、勝ち点制が導入されていた。
この勝ち点を1ヶ月集計して、ランキングを作成、その月の王者を決めるという流れだ。
勝ち方によって勝ち点はさらにボーナスが付与され、
・体力を規定より100下げた状態で勝つ
・技カードのコストを、武器カードのコストより10下げる
などといった制約の元で勝利すると、破格のボーナスを手にすることができる。
その月の王者になるには、こういったボーナスを利用しないと、その座に立つことができないような環境も多々あり、デッキメイクに悩まされたプレイヤーも多かっただろう。
さて今回は、かつて師と仰いだリーン氏より、頂戴した画像を解説した。
まだまだ氏との思い出話は尽きないが、それは次回に回すとしよう。
今日はここまで。
【お願い】
リーン様にはこの場を借りまして御礼申し上げます。
「私も持ってます」「私も以前やっていました!」といったお話などございましたら、ぜひ
ポユサのTwitterアカウントまでご連絡くださりますと幸いです。
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